失敗しても致命傷を負わない起業をして下さい

 

一応起業アドバイザーと名乗っているので、私なりの起業論を考えてみたいと思います。

というのも、このところ起業家支援での新規ビジネスの立ち上げに関わっているので、色々と調べたり書籍を読んだりして、今一度私なりの起業論というものを再構築している最中だからです。

起業家をそのまま英語にすると、entrepreneurですがベンチャーやスタートアップ等と言った言葉も同じような意味で使われています。
特に起業先進国とも言えるアメリカでは最近はスタートアップという言い方が流行のようですね。

さすがに今ではアメリカで流行っていることをそのまま日本に持ってきても成功するとは限りませんが、それでもやはり起業先進国だけあって参考になる事例はたくさんあります。
ダイヤモンドonline なんかに秀逸な翻訳記事がたくさんありますので、じっくりと読んでみても良いと思います。

起業とか起業家といったことを語る時に私が一番強く思うのは、「失敗しても致命傷を負わない」ということです。
色々な統計がありますが、緩く見積もっても起業して10年後にも残っている会社というのは1割もありません。

つまり、ほとんどの方が失敗するのです。

「だから独立なんてリスクが大きすぎて危険だよ!」
「寄らば大樹の陰」
「9割が失敗することにチャレンジする意味が分からない」

そう思われますか?

ここで少し考え方を変えてみてはいかがでしょうか?

世の中の起業家の9割が失敗するのですから、失敗するのは当たり前。
でも10回起業すれば1回は成功する!

本来、法人とは「人」という漢字が使われているように自然人とは別に人格を与えて人のように擬態するということです。
だから、法人が銀行口座を作ったり不動産を所有したり出来るのです。

また出資を広く集めるために株主は有限責任とされ、出資した金額以上の責任は負わないのです。
ですので、もし立ち上げた会社がこけたとしても500万円なり1千万円なりの出資金はパーですが、それ以上の責任を追及されることはありません。

ただ建前論はそうなのですが、日本には悪名高き個人保証人制度があります。
つまり小規模な法人が銀行でお金を借りる時には、ほとんどすべての場合に代表者の個人保証を要求されます。
ということは実質的には無限責任になってしまいますよね。

そして通常事業で回るお金というのは、個人として回るお金とは桁が違います。
小規模なビジネスでも、少しうまくいくと1千万や2千万くらいは必要になってきます。

でも個人って、2千万や3千万の住宅を購入するために30年とかのローンを組みますよね。
つまり2千万円という金額は個人にとっては一生かけて支払っていくような金額なのです。

となると銀行から資金を借りた上で失敗してしまうと、一生が台無しです。

まさに致命傷なのです!

ということで失敗してもやり直せる起業とは

  • 自己資金の範囲内で=小資本で始められる
  • 利益率の高い
  • 在庫を持たない
  • 定期的に一定額が入ってくる

という商売を見つけるということです。

「そんなものが簡単に見つかったら苦労はないよ!」

はい、その通りです。

だからこその失敗しても致命傷を負わない起業なのです。
なんだかにわとりが先か玉子が先かになってしまいますが、これだ!と思った商売が上記に当てはまるものであれば、失敗してもやり直すことは簡単です。

起業というと一発当ててやろう!と肩に力が入ってしまいがちですが、もちろん相応の覚悟は必要ですが、別の冷静な自分がいていつでも撤退の命令を出せるようにしておくことが大切です。

トライ&エラーの繰り返しです。

金持ち父さんで有名なロバートキヨサキ氏も「9歳の時の初めての起業の失敗から始まって、何度も失敗したからこそ今の自分がある」と言っています。

例えば私は行政書士という国家資格に依って立つ商売を起業しました。
この商売は上記の条件をほとんど満たしています。

もちろんすべての人が士業になるべきだ、などとは思いませんし、私だって今後も永続的に行政書士で稼いでいけるかは分かりません。

ただ、あなたなりの上記の条件を満たす商売が必ずあるはずです。
そして、それを見つけてしまったら起業家精神のあるあなたは居ても立っても居られないはずです。

そのときには、「致命傷を負わない」ということだけを念頭に是非トライしてみて下さい。

なんといってもインターネットの時代です。初期コストは昔に比べて驚くほど低くなっているのですから・・・

 

にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立支援へ
にほんブログ村

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>