事業内容の決定にあたって、崇高な理念は一旦しまっておく2-1

a0002_001517_mそもそも「起業しよう!」と考えるくらいですから、「この事業がやりたいんだ!」という具体的なビジョンがあると思います。
逆に言えば、この部分こそ考えに考え抜くところであり、通常は「やりたい事業がある→起業しよう!」という順番だと思います。

そしてそこには使命感や理念など崇高な気持ちもあるはずです。

自分のできること

ただ、その前に冷静になって一度「自分の能力・資質の棚卸し」をしてみてください。

今までの経験や持っているスキル、そして何よりも大事なのが人脈。
これらがあなた自身の強みです。起業で成功するためにはこの強みを活かさなければなりません。

そうすると自ずから業種・業態は限られてくるのではないかと思います。

もちろん、業種・業態が限られるからといって、即ち事業内容も限定されてしまうわけではありません。例えば、どうしてもこだわりの商品のお店(小売業)をやりたい!と思っていて、初期投資資金や小売立地に関する知識が足らなかったとしてもネットショップという選択肢もあります。

またこの自分棚卸しをすることで、自分に足りないことが見えてくると思います。そうすると、必要な協力者や外部にアウトソーシングする部分が明確になるという利点もあります。

どちらにしても事前に一度立ち止まってしっかりと考え、出来る限り不安を払いのけてから動き出すべきです。

社会が求めていること

商売というのは、それを求めている人がいないと成り立ちません。

求められているものを二つに分けると

  • 快楽を求めるための「欲しい」
  • いやなことから逃れるために「必要」

です。

どちらかというと後者の必要の方が商売になりやすいです。

後者の例を挙げますと、病気の時にかかる医者、面倒な騒動に巻き込まれたときの弁護士、これらの職種は国家資格で守られているという以上に、いやなことから逃れるために必要なためステイタスも高く収入も高いのです。

前者には例えば飲食業が挙げられます。

めちゃめちゃ美味しいお店でも毎日は行かないでしょう。
もし近所に別の美味しいお店が出来たら、忘れてしまうかもしれません。

これほどまでに人の興味は移ろいやすいのです。

できれば、嫌なことから逃れるための「必要」を商売のネタにしたいものです。

そして最後に理念

上でも書いたように、通常起業家としては理念は最初からあると思います。

ただ我々は仙人ではないので霞を食って生きては行けません。
まず本当に商売になるのかどうかをしっかり吟味した上で、思う存分理念を語ってください。

実際に販売や営業の現場では、Topが理念を熱く語ることによって成約に結びつくことは多いです。

ですので、崇高な理念は一旦しまっておいて、自分のできることや社会のニーズを把握し、なおかつターゲットやエリア、競合などをしっかりと分析した上で、最後に「崇高な理念」に戻ってきて下さい。

 

 
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