旧態依然とした業界で起業しても成功者はいます

私の知り合いに5〜6年前に文房具店を開店された方がいます。

今の世の中、文房具店に限らず酒屋や八百屋、金物店など個人の小規模なお店は壊滅状態で店舗数が減り続けているのに、そこへ新規に打って出ようとは正気の沙汰とは思えないというのが、そのときの私の実感でした。

大規模なショッピングセンター、大手通販などライバルと呼べないほど巨大なライバルたちがひしめき合っています。

その人は住宅付き店舗(一階が店舗で2階が住宅になった物件)を月10万円くらいで借りました。場所は名古屋ではわりと知られた交差点に面しているので、目立つことは目立ちます。

当時は独身だったので、家賃光熱費、生活費等すべて込みで20〜25万円くらいの利益が得られれば、とりあえず生活していけるという皮算用でした。

でも10坪程度の小規模店舗で文房具でそれだけの利益を得ることは難しい・・・、というかほとんど不可能です!
その業界にいたものとしてこれは断言できます。

ではその人はなぜ新規開業に踏み切ったかというと、絶対的に自信のある商売のネタを持っていたのです。

それは
チケット販売!

駅周辺によくある新幹線のチケットや商品券などを売ったり、通常のJRよりも安く買えるアレです。
その立地であれば、店の表に看板さえ掲げれば月に20〜25万円の利益を出すことは可能だと経験値からの確信ががありました。

その上で広さがチケット類販売だけでは余るので、元々興味があった文房具の小売を併せて始めました。
それ以外にも名刺や封筒、チラシのオンデマンド印刷もやっており、プチキンコーズのような地域密着のお店としてトータルでの売上げや利益は、贅沢ができるほどではないにしろ中々のものだそうです。

今では結婚してお子様もいます。

なにが言いたいかというと、起業するならまずは必要最低限(状況によって違います)の収入を確保できるとの確信があってから起業して下さい。

もちろん「始めるまでわかんないよ」という意見もわかりますが、起業に至るまでの人生経験において、なにかしらの稼ぐ力は身に付いているでしょう。
それすら無いのなら、まずは副業でもなんでも最低限稼ぐ力を身につけてから、本格的な起業に踏み切った方が安心であるといえます。

 

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